アロマ(精油)の歴史Ⅰ~香りの起源~

香りは神からの授かりもの ・自然の産物

アロマテラピーの歴史は紀元前までさかのぼります。 それでは…ザックリとですが(*´▽`) 歴史は香り(スパイス) 香りの初めは「薫香」です。薬草医療の最初の形です。 薫香とは・・・ハーブを燻す 医療だけでなく、神への捧げものや宗教的(神聖)、儀式、魔術などにも使われてきました。 多くの薬草には魔法の力があると信じられていたのです。 アロマにはたくさんの歴史人が登場します。 古代エジプトに始まり現代の形になるまでは様々な物語があります。

古代エジプトのミイラ作り

古代エジプトではミイラづくりに欠かせない「ミルラ=没薬」防腐剤として、
それ以外に薫香や香料、
医薬品としても使われたといわれています。
古代においては医療と美容の境界線はなかったそう。
 
古代ギリシャにおいては当方の三賢人が登場し、キリスト誕生時において
星の導きによって馬屋を訪ね「乳香」「没薬」「黄金」をささげたといわれている。
 
古代ローマの時代、「ヒポクラテス」が登場します。
医術を迷信や呪術ではなく学問として究めた第一人者。
彼はホリスティックな観点(病を知るには人間全体の知識が必要)と考えます。
 
「ヒポクラテス大全集」
 
「植物誌」のテオフラストス
 
「薬物誌」のディオスコリデス
 
「博物誌」のプリニウス

古代ローマ~17世紀のケルンの水まで

古代ローマ時代はバラはとても貴重なものでした。
皇帝ネロはバラの香油を全身に塗り部屋全体にバラを敷き詰めたといわれており、
公衆浴場を作った第一人者です。「カラカラ浴場」
 
 
アレキサンダー大王が現れると東西のハーブやスパイスの文化交流が始まります。
「ヘレニズム文化」
アレキサンダー大王の家庭教師として古代ギリシャの哲学者「アリストテレス」が登場します。
彼は四元素説(物質は、火、気、水、土)の四元素を提唱し多人物です。
 
 
 
インドに伝承的に伝えられる医学思想「アーユルヴェーダ」が始まるのもこの頃。
「リグヴェーダ」アーユルヴェーダの源流が見られる文献
2大古典書「チャカラ・サンヒター」「スシュルタ・サンヒター」や
3元素「トリドーシャ説」
風のヴァータ・火のピッタ・水のカパなどがある。
 
 
 
10世紀末にはアラビアのアビセンナ(イブン・シーナ)により蒸留法が発明されます。
アビセンナは医師・錬金術師・天文学者・政治家・哲学者である。
蒸留法によりバラを蒸留した「ローズウォーター」は貴婦人の間で爆発的に人気がありました。
又、彼は医学典範「カノン」というマッサージについて明快に書き記しています。
現代的でも代替え医療として多くに役立っています。
 
 
ローズウォーターはまだ香水といわれるにはほど遠いものでした。
蒸留法は後に蒸留酒(アルコール)ができ、薬草療法の幅が広がりました。
ヨーロッパに渡り「ハンガリアンウォーター」として登場するのです。
 
 
14世紀末ハンガリー王妃エリザベート1世は有名ですね。
彼女は手足が痛む病を抱えていました。
治療のために修道院の僧侶が献上したのがハンガリアンウォーターです。
ローズマリーが主体のウォーターは彼女の状態を良い方向へ向かわせたとされています。
それだけでなく70歳を超えたエリザベート1世に隣国のポーランド王子から求婚されたというエピソードがあります。
治療だけでなく美を保つ成分が沢山詰まったハンガリアンウォーターは若返りの水として現代に伝えられています。
 
 
 
さあ、「香水・Perfume」の始まりです。
 
 
15世紀~17世紀には大航海時代に入り、香料、スパイス(香辛料)や金銀などを求めヨーロッパ諸国が勢力拡大。
スパイス戦争とも呼ばれるほど香料は大切なものでした。
金銀は品物を買う、香料は食事に風味を添え、肉の防腐剤としてなど貴重なものだったそうです。
香料は医療にも役立ち生命がある限りなくてはならないものでした。
 
 
17世紀末には「ケルンの水」が登場します。
イタリア人理髪師フェミニスがドイツ町のケルンで作ったことにより始まります。
始めは薬用として用いられていました。
 
「オーアドミラブル=素晴らしい水」
 
もちろん植物から採れたものですから香りも非常に良い!柑橘系だったらしい。
これが最も古い香水と言われているもので「オーデコロン」の語源です。